RATTLE AND HUM
〜魂の叫び〜

私が音楽に関して最も影響を受けたものはなにかと聞かれたら間違いなくこのビデオ(ドキュメンタリー 的なライブ映画)と答えるでしょう。アイルランドのバンドである彼らがアメリカへ音楽の旅をして、音楽そのものの素晴らしさを伝えています。曲の良さはも ちろん彼らの姿勢、かっこ良さが伝わりまくりです。
1.Helter Skelter(Beatles)  「ビートルズから人殺しマンソンが盗った曲を奪い返した」というメッセージから始まる、ご存知ビートルズの中で一番メタリックな曲の カバーをライブで演奏。パワフルな1面が見られる。
2.Van Dimen's Land  ギターのエッジの弾き語り。映画の始まりのクレジットが流れるが、このバックの広大な風景は彼らの故郷アイルランだが、歌自体はタス マニア島の事ライしい。そして4人はアイルランドのダブリン・ポイントデボ駅へ向かう。
3.Desire  駅でのインタビューシーン。この映画のコンセプとを語るシーン。珍しく冗談交じりの展開だが結局は「音楽の旅」ということらしい。彼 らの普通の会話はなにか新鮮。その後ファーストシングルであるこの曲を駅でレコーディング(実際は違うのかも)。こういうレコーディングもかっこいい。ア ダムのベースが珍しくサンダーバード。曲はハーモニカの効いたハードな曲。
4.Exit 〜5.Gloria  再びライブ映像。この曲はヨシュアトゥリー収録の曲だが、アルバムよりもスピード感がありスリリングな演奏でけっこうかっこいい。特 に途中で激しくなるところが。
ボノは叫ぶ。「ものを作る力は壊す力でもある。愛の力でさえ。愛の力でさえだ!」
6.I Still Haven't What I'm Looking For  ある意味、この映画のメインとも言えるシーン。この曲をゴスペル隊が歌っているのをテープで聞いたメンバーが一緒に歌うためにニュー ヨーク・ハーレムの教会へ。初めは綺麗なギターの、アルペジオ、ボノのヴォーカルに合わせ、ゴスペル隊は教会の椅子に座って歌っていたが、そのうち全員手 拍子が入り立ち上がり、そして手拍子と歌のみになり最高に盛り上がるという実に素晴らしいシーン。俺が音楽を見た中ではベストシーン。音楽っていいなぁ。 ちなみにアダムは出番がなく楽しそうに手をたたいている。このあとハーレムのおじいさんのストリートライブ風景。ハイハット、ギター、ハーモニカによると てもブルージーでかっこいい「Freedom For People」という曲を演奏。こんな音楽の息づいている町。ハーレム。
7.Silver And Gold  ライブ映像。曲はB面に収められている。アダムのベースの弾き方がかこいい、アパルトヘイトに反対する曲で途中、ボノのアパルトヘイ トに対する語りコーナーがある。(この時のエッジのバッキングが絶妙)。そしてこの演説のしめはボノの「OK。エッジ、ブルースを」。エッジの空を切るよ うなカッティングソロでこの曲は終了する。
8.Angel Of Harlem  エルビス・プレスリーで有名な、メンフィスの伝説のサンスタジオでのレコーディング風景。ホーン隊も登場。のっけから、ラリーがドラ ム用のマイクのスイッチを入れ忘れ、メンバ-に冷やかされる場面も。
9.All Along The Watch Tower(Bob Dylan)  ニューヨークのセントラルパークでの野外ライブ。この曲を突然やることに決めたらしく、バスの中でコードを確認したりと、生々しい場 面が見られる。ライブではボノが公園のモニュメントに”Rock'n Roll stop the traffick"と書いて話題になった。
10.In God's Country  All Along The Watch Tower とは違うライブだがいかにもすぐやっているかのような編集がなされている。エッジのギターがきらきらしている。
11.When Loves Comes To Town  U2とブルース界の巨匠、B.Bキングの共演。B.Bキングはボノの作った「磔のキリストの横でサイコロを振った。だが愛はすべてを 征服した」等、痛烈な歌詞に賛辞の言葉を述べる。ライブのアンコール前のあわただしい場面がよく伝わる。実はB.Bキング、コードが苦手ということが判 明。しかしあのビブラートで十分でしょう。
12.Heartland  U2のメンバーが都会のミシシッピ川沿いで段ボールを使って滑り台をしている場面。この曲もこの風景にマッチしている。そして途中か らメンバーは泣きエルビス・プレスリーの家を訪れる。大のプレスリーファンであるラリーが彼の思い出について語るが、エルビスの墓が公衆の目に付く自宅の 裏庭にあることに悲しい表情を見せる。そしてその悲しみのまま次の曲BADへ・・・。
13.Bad  この曲では壮大なU2の真骨頂が感じられる。静かなディレイ音の効いたイントロから時には妖艶に歌うボノが力強く曲を盛り上げ、ライ ブは最高潮に。途中ROLLING STONESの「ルービーチュズディ」を取り入れながら最後には壮大に盛り上がりボノは「メンバーと抱き合いながらな がらステージを立ち去る。残りのメンバーはこの盛り上がりの余韻を楽しんだままこの曲を終えていく。
14.Where The Streets have No Name  アリゾナ州、サンデビルスタジアムでのライブ(人の多さに驚きます)、ここからRunning To Stand Still まではカラー映像。私がバンドをやりたいと思ったライブ映像。壮大なストリングスに導かれエッジ、アダム、ラリーの3人がステージに登場。アダムのカウン トからはじまり、エッジの幻想的なアルペジオが盛り上げ、そして曲が始まると同時にまばゆいライとが輝く美しい始まり。ステージ上はドライアイスのせいか かなり幻想的。スタジアムでやってみたい。
15.MLK  黒人開放運動に尽力したマーテイン・ルーサー・キングへのレクイエム
。ストリングスとボノの声。そして1本のスポットライトとドライアイスが。幻想的な世界へ導く。
16.With Or Without You  この時のU2のライブの照明はほとんどが白色のライトのシンプルな構成。そしてこのせつないバラードはそんな雰囲気がぴったりだ。
17.Bullet The Blue Sky  アメリカ国旗をあしらった花火で幕をあけるこの曲はスライドギター・アームをスリリングに用いたヘヴィーな曲。アメリカに対する痛烈 なメッセージをかんじる。彼らお得意の政治色の強い曲。そして曲の最後には
には「こんなアメリカへ」といいながら、スポットライトをもったボノが観客を照らす。
18.Running To Stand Still  一転。とても渋く、かつ優しさをかんじるこの曲へ。シンプルなキーボードのリフか美しい。人の強さと弱さを感じさせる歌詞に注目。
19.Sunday Bloody Sunday  U2はこのにはかなりの思い入れがある。それが理由でだからこそやらない時もある。アイルランドの忌まわしい流血事件”エニスキルン の血塗られた日曜日”。革命というなのもと人々が殺されていく悲しい出来事に怒りをぶつける。
20.Pride  コンサートでの最後の風景。この曲もマーテイン・ルーサー・キングに捧げられた曲だが、観客と一体になり盛り上げる。そして最後にボ ノは叫ぶ。「キング牧師のために・・・歌おうぜ」
21All I Want Is You この映画の締めくくり。最後の最後は、甘くせつないラブソング。
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